今回紹介する映画はこれ↓
パッケージはカッコいい…。
お題:映画の内容的に間違っていない内容でかっこいい絵を描きなさい。
(ただし、誇張してもいいものとする)、←そうだとしてもようこれだけカッコいいパッケージをよく作りなさるは……。
2010年 アメリカ 88分 提供:アルバトロス 原題:「THE SEA BEAST」
出演:コリン・ネメック、カミール・サリヴァン、ダニエル・ウィスラー、ミリアム・マクドナルド
監督:ポール・ジラー
あらすじ:北米のとある海域で、漁の最中に船員が、何者かに水中に引きずり込まれる事件が起こる。
船員を失った船長のウィルは、女性科学者のアーデントともに独自に調査を開始する。
一方ウィルの娘のカーリーと船員のダグは、ウィルには内緒で近くの島でデートを楽しんでいた。
しかし島で何者かに引き裂かれた死体を発見して……。
●総評……………B
●キャラクター……〇
●ストーリー………△
●怪物……………◎
映画の作り自体は、全体的に可もなく不可もなく。
怪物が無駄にハイスペック。
主役のウィルを演じるのは、B級モンスター映画ではお馴染みの、コリン・ネメック。
《この映画の気になった点》
●怪物に色々と設定つけ過ぎで笑う………◎
●登場キャラクターが個性的でいい。特に酔っ払いのベン。……〇
●怪物がずーと暴れまわってくれてお腹いっぱいになる。……〇
※以下ネタバレありの感想です↓
↓
↓
怪異!高性能二足歩行式殺人アンコウ現る!
…みたいな作品。
個人的にはかなり楽しめた作品。提供:アルバトロスな時点でアルバトロスクオリティ以上の事は求めないようにしている。しかし、かなり高いレベルでまとまっている、アルバトロスクオリティだったんで結果的に非常にアルバトロスで楽しめたかな~。←(錯乱)
かなりお腹いっぱいになるタイプのアルバトロス作品で満足です、ハイ。
具体的にどこがおもしろかったか書いていこうと思う。まずは《この映画の気になった点》で挙げたが、この作品の怪物が無駄にハイスペックで笑う。普段は深海に潜んでいた謎の生物(※アンコウに近い生物らしい)なんだが、なんと、まさかの光学迷彩持ち。限りなく透明に近いプレデターなだけではなく、口から麻痺性の毒液は発射するは、舌を伸ばして人を絞め殺すは、ジャンプ力は凄いはで色々と機能盛りすぎで笑う。ついでに死んだふりの頭脳プレイで子沢山。そんな設定多可なモンスターが最初から最後までずーと暴れまわってくれるから、最後まで退屈しないで観れると思う。
次に透明な怪物が襲ってくるだけではなく、戦闘シーンや話の流れでプレデターのパロディーをやっていて変な笑いが出てしまった点だ。怪物を山狩りに来た保安官とハンター達の戦闘シーンと、酔っ払いのベンが自らをエサに怪物を罠張って待ち構えるシーンがまさにそれ。上半身裸で体中に魚の汁塗りたくって………、おいおい(*´Д`*) お前がビリーポジションかよ。
その反面サブ主人公ポジションの主人公の娘カップルがしょうもないことで、ヒスってパニくるもんで観ててイライラする。怪物が半魚人ぽい何かだからって、「あんた漁師でしょ!なんとかして!」、て……笑ってしまうような無茶振りをしてくれる。「無茶言いやがって」…と思いつつ観ていたら、途中まで意外となんとかなってるのがね……海の男ってスゲーや!
最後はピタゴラスイッチを作って倒す。
「何を言ってるんだ、こいつ?」とお思いでしょうが、本当にピタゴラスイッチなんです、ハイ。
コリン・ネメックがピタゴラスイッチなんです、…ハイ。
…なんだか変な表現になってしまったが、妙に回りくどい方法で怪物にとどめを刺したと思って下さい。
まとめると、思ってた以上に楽しめた作品だったなぁーと。
怪物が妙にハイスペックで、「僕の考えた最強の半魚人」で笑える。
”半魚人もの”であまり面白い作品に出合った事がなかったが、この作品のおかげで”半魚人もの”への見方が少し変わったと思える。
ええ、だからなんだよ……てな話なんですがね(笑)
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コメント
かなり遠くのレンタル店で見つけて借りた。アンコウのモンスターのできがよい上よく暴れてくれた。
アンコウのモンスターのできがよい上よく暴れてくれた。 >アンコウ鍋のイメージしかない生き物も、B級映画に関わればこんなグロデスクなモンスターに…。
しかし、よくよく考えるとどこら辺にアンコウ要素があるのかは不明。