今回紹介する作品はこれ↓
製作年:2003年 製作国:アメリカ 90分 原題:「LEECHES!」
出演:マシュー・トワイトニング、スティーブン・ソーワン、ジョシュ・ヘンダーソン、ステイシー・ネルソン、トニー・カロッチロ、チャリティー・マラー
監督:デヴィッド・デコトー
●総評:ランク外
●キャラクター………△、皆似たような外見(マッチョなイケメン)で区別がつかない。
●ストーリー…………△、あってないようなもの。
●カメラ、演出………✖、とある理由からかなり観づらい。理由は後述。
●怪物…………………△、ショボい。ヌメっとした感触だけは伝わってくる。
あらすじ:ある大学の水泳部員が次々と死亡する事件が起きる。
遺体からは全身の血が抜かれていた。
事件を解決解決する為に部員が調査に乗り出すが……。
《この作品の印象に残ったところ》
●美少年(美青年)をローアングルで、ネットリと撮っている事。あのさぁ……。
●女の犠牲者も出るがそっちはあっさり。
●画面がチカチカして非常に観づらい。
※ネタバレ注意↓
《ウホッ!いい水泳部…》
最初に、もうちょっと詳しくストーリーを説明します。
ある大学の水泳部で部員が次々と謎の死を遂げる。それについて不審に思った部員が調査にのりだします。遂に原因を突き止めるがその正体は、なんと異常に巨大化したヒル。主人公達はそのヒルをなんとか退治しようとして……と、怪物映画としては極めてオードソックスな展開。
はっきり言って、全く観賞するに値しない作品です。何より古くてあまりレンタル屋に残っていないので、遠慮なくネタバレさせてもらいます。
怪物ヒルが発生したのは水泳部員の万年補欠の奴が、一枚噛んでます。
そいつがレギュラーを妬んで巨大ヒルをけしかけていましたよー…てのがだいたいの内容。
よくある展開だけど、ついでにこの元凶の奴がさらっと生き残って、オチで”事件の黒幕”だってのが分かる仕様。
その辺も含めて「よくある話」なのだが、この作品には一つだけ大きな特徴がある。
それは、無駄に男キャラをねっとりと撮っている事です(笑)
揃いも揃って20歳前後の白人のあんちゃん達(皆マッチョなイケメン)を、妙に艶めかしくしつこく撮っており、監督は”そっちの趣味”なんじゃないかと疑いたくなる。
水泳部という設定上だいたい半裸。プール以外でも大抵パンイチ。
一応、女性が犠牲になるシーンもあるが、そっちはアッサリとしている上に露出度も低めです(笑)
大学生の水泳部といった設定上、カップルがいちゃつくシーンも当然出てくる。
そのシーンでややSMチックなプレイをしているのだが、まさかのヤローをドアップ!
白のパンツで目隠しされた青年がベットに縛り付けられのシーンを丁寧に描写。
何故か靴下(白)は履いたままという、無駄にフェティッシュの高さ。
やめ~や!(笑)
全体的に「ウホッ!いい水泳部」な場面が多すぎだ(笑)
《画面がチカチカする》
上述した事で大変観賞しづらい作品となっておりますが、もう一つ観賞し辛い点(物理的に)がある。
それは犠牲者が襲われた時に、画面がチカチカと点滅する事だ。
どういうつもりなのかは知らないが、犠牲者が巨大ヒルに襲われるシーンで画面がピカピカ点滅する。
目の前でカメラのフラッシュを連続でたかれる感じを想像して下さい。
それが物理的に非常に観づらい。
ポ〇〇ンショックじゃないけど、これはちょっと体に悪いぞ(`・д・´)
この監督、別の作品(熊が襲ってくる類の映画)でも襲撃シーンで画面に変なアイコンを出していた事があって、ホント意味がわからん。
総評としては、ランク外です。
色々と観づらい云々の前に、監督の映画作りのセンスが、根本的に駄目な気がする。
もしもレンタル屋で見かけてもそっとしておこう。
う~ん…、「画面チカチカ」がなければ「ネタ映画」としてお勧め出来たんですけどね、残念(`・д・´)
「ザ・ヒル デビット・デコトー 感想」でぐぐったら案の定、「ゲ〇ビデオっぽい」みたいな評価ばっかりなのは笑うしかない。
コメント
ガルパンで圧勝した金で中古屋にてザ・レイドとその隣にあったザ・ヒルを購入。ザ・レイドはアクション活劇で面白かった。で、その後、ザ・ヒルを見た。後悔の二文字が浮かんだ。つまんない。かつて、某漫画家は男の裸の使い道は二つだといった。それは戦う場面とギャグシーン。前者はいうまでもなく、男の裸(特にイケメンマッチョ)は最高のギャグになると。で、この場合は両方に当てはまらない。明らかにゲイのイメージビデオにしか見えない。昔、罰ゲームで見たゲイの無修正ビデオ(途中で気持ち悪くて死ぬほど吐いた)を思い出した。画面も醜い。ただ、小学生の頃、高尾山で多くの巨大ヒル(本当にでかい)と戦ったことのある私から見て、ヒルの造形があまりに馬鹿馬鹿しくて失笑した。三葉虫とダンゴムシを足して二で割ったあんなヒルがいるか。ある意味凄すぎる内容の映画だった。あまりもしょうもないネタ作品としては面白いかもしれない。正直、ブレッド・ケリーのくそつまらない巨大ヒルの襲来よりは確実に真面目に面白い。
ザ・レイドとその隣にあった>ザ・レイドの格闘シーンは凄かったですね。この映画でシラットという格闘技を始めて知りました。
ザ・ヒルを購入。>買っちゃいましたか!
明らかにゲイのイメージビデオにしか見えない。>この監督・デビット・デコトーは、調べたところそっちの方の映像も撮ってるらしいですよ。
……正直気になって調べてしまった時点で、負けな気がしないでもない。
ただ、小学生の頃、高尾山で多くの巨大ヒル(本当にでかい)と戦ったことのある私>
管理人のヒルの思い出。
小学生の頃川で亀を捕まえたら、甲羅の裏に大抵一匹は吸い付いていたのを見て、ゲンナリした思い出があります。
今の小学生は自然と触れ合う機会があるのだろうか?
そんなノスタルジー。