漫画紹介「山賊ダイアリー」 ~ちょっと変わったエッセイ漫画~

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漫画の紹介です。

作者:岡本健太郎
出版社:講談社(イブニングKC)
既刊:全七巻(完結)

大雑把な内容:現役猟師によるエッセイ漫画です。狩猟&ジエビ料理の記録がメイン。
 都会を離れ故郷の岡山県に戻った岡本氏。猟銃(空気銃)と罠を片手に今日も山の獣にガチンコ勝負を挑む…。

 試し読みはこちら↓

●現役の猟師さんの狩猟日記です。絵はあまり上手くないが不思議な味があっていいと思う。
 またそんなにリアルではないので、獲物の解体を詳しく説明しながら描いてもグロくなくていい。
 それでいて何をやっているのか分かり易く描けていると思う。

●一話完結式の漫画で読みやすくていい。
 サクサクっと読めるので、床屋や飯屋の待合室にあると嬉しいタイプのやつ。

●”猟師”というあまり身近でない職業の事が詳しく描かれており、非常に興味深い。
 個人的には狩猟免許を取得する+空気銃「エースハンター」を購入する下りが面白かった。
 免許習得の仕方や空気銃の仕組みが、分かり易く描かれている。

●ジエビ料理の食レポ。
 カラスの肉を使ったシチューだのヘビの丸焼きだの、鹿、猪などを食す様子が描かれている。
 カメって生臭いですかね……?

●狩猟中の怪我。
 ⑤巻では岡本氏が、狩猟中に左目に失明してもおかしくない怪我をする。
 仲間の猟師に救助された後の、怪我の回復するまでのことも詳しく描かれている。
猟師の仕事は、一歩間違えれば命を落とす危険なものだということが伝わってくる。

 単行本は全七巻(完結)
岡本氏の新連載は海での漁を中心とした作品『山賊ダイアリーSS』
こちらは本業以外だが、フィールドを海に移してサバイバルをやっている。

コメント

  1. 燃焼豚 より:

    最初、この本を見つけて読んでつい思ったこと。「あれ、やさぐれパンダがいない」でした。

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