今回紹介する作品はこれ↓
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うーん、ガッカリするタイプのB級映画ですぞ!
製作年:2009年 製作国:アメリカ 87分 原題:「SILENT VENOM」
出演:ルーク・ペリー、クリスタ・アレン、トム・べレンジャー、ルイス・マンディロア、アンソニー、タイラー・クイン
監督:フレッド・オーレン・レイ
●総評:E
●キャラクター………〇、キャラクター造形だけはしっかりしていた。演技はまぁ問題なし。
●ストーリー…………△、あってないようなものだが、設定が活かしきれていない。
●怪物…………………△、メインのでかいヘビはショボいCG。小さい奴は本物。
あらすじ:引退を控えた海軍中佐のオニールは、新兵達と最後の任務に就く。
任務の内容は科学者達を中国領内から退避させるものだったが、この任務には別の目的が隠されていた。
生物兵器の研究の為に遺伝子操作された毒蛇が、潜水艦内で逃げ出してしまい艦内はパニックに。
さらには中国海軍の演習が行われており、潜水艦は発見されずに脱出できるのだろうか……。
《この作品の印象に残ったところ》
●CGはショボい。
●一番強そうな怪物が、冒頭チラッと出てくるだけで、後はちっこいやつばっかり。
●よく見るとトム・べレンジャーがチラチラと出てる。
●美女にヘビを巻き付かせるという、よく分からんような、よく分かるようなフェティッシュなエロ。
※ネタバレ注意↓
《毒蛇+中国海軍》
まぁ正直いってあんまりな作品です(笑)
台湾周辺の島で、ヘビを使った動物実験をやっていたアメリカさん。生物兵器の研究といっても、襲わせる奴ではなく、遺伝子操作させたヘビから色々な毒素の抗体を作る実験です。
中国海軍が大規模な演習を予定しているために、急遽その島から科学者を実験データーと共に回収しろという命令が主人公の海軍中佐に下る。
しかし科学者の一人が、命令よりもたくさんのヘビを艦内に持ち込む&逃げ出す。パニックに陥る潜水艦。さらに中国海軍の演習をかいくぐっての任務なため、艦内で大きな音をたてるわけにはいかない=銃で派手に退治することができない。
さらに持ち込まれた毒蛇の中には、異常なスピードで大きくなる個体が含まれており……といった内容です。
メインの巨大毒ヘビが、大してでかくない上にショボいCGで非常に残念です。
ひと昔前のゲームのCGみたいで浮いている。(まぁ製作されたのが2009年ですがね)
それよりも緊張感に欠けている為、全く怖くないです。
中国海軍も勝手に演習をやっているだけなため、全く絡んできません。
見つかって魚雷を撃ちかけられるような、熱い展開も皆無です。
うーん残念(`・ω・´)
《ヘビに絡みつかれる美女》
唯一印象に残ったシーンが、女性科学者に大量のヘビが絡みついているシーンかな。
なんだか非常によくわかるような、わからんようなフェチですね。
つーかそんな短い時間に、それだけのヘビに絡みつかれるもんなのかよく分かりませんが、監督がそういったものを撮りたかったということだけはよく分かる。
絡みつかれてる女優さんはわりかし綺麗な人だったが、もう少し肉付きがいい方が、そういったシーンでは映えるのではないだろうか?
その辺この監督とは、意見が合わないだろうなぁー(*´Д`*)
まとめると、そんなに観るべき所がある映画ではなかったかな。
もうちょい緊張感が続いたらよかったのだが、全体的に気の抜けたシーンが多い。
「遺伝子改造された巨大毒蛇」も「中国海軍の軍事演習」も全く活かされているシーンがなく、消化不良な感じがする。毒蛇から化学兵器の血清を作っている設定が、もう少しヘビ退治に活かされるかと思いきやそんなことはなかったぜ。
怪物が退治されるシーンもけっこう適当だった。
非常にあっさりとしている。
この映画を観て、ヘビは
やっぱり人を丸のみにできる大きさで、ナンボだと改めて痛感。
監督が、女の人がヘビに絡まれるシーンを、撮りたかっただけなんではないか?そんな感想しか浮かばない(笑)
画面にちょいちょい登場する、トム・べレンジャーは良かったが、なんでこんなクソB級映画に出てるのか心配になる。
日本語の予告編は見つかりませんでした(笑)
しかし例のシーンが見つかった(笑)
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