どうも管理人の鮫乃☆ヒロです。
僕は基本的にどんな映画でも褒めます。
「どんなつまらない映画にも、絶対にいい所はあるはずだ」の精神でいい所を探しながら観ています。
しかし、そんな管理人にも
「この映画のいい所が見つからない」
「この映画、どうやって面白おかしくレビューを書いたらいいんんだ…」
「これもう観賞辞めていいよね?」
と言いたくなる映画がある。
今回は決して観賞をお勧めしない、一騎当千の駄目なモンスター映画を紹介していきたい。
①『バイオ・クリーチャー・ライジング』
管理人の中で長らく「つまんなかったモンスター映画No.1」の座にあった映画。
まだまだB級映画鑑賞のクンフーが足らない頃に観たため、相当なインパクトがあった。
粗い映像、グダグダな編集、華のない役者陣の大根演技、お粗末なCG、滅茶苦茶なストーリー…etcと全てにおいて酷い。
今となっては「あぁ、ただの自主制作のZ級映画ね…」と思えるのだが、うん、まぁ酷いよ。
T〇UT〇YAの大手流通網に載っているせいか、ちょくちょく被害者が出る一品。
予告編はこんなん↓
②『アクアノイド』
③『エイリアン・リベンジ』
およそ面白い作品のない、「パチもん映画」から代表者として来て頂きました。
やはり、クンフーの足らない頃に観たために相当なインパクト(精神的ダメージ)があった。
粗い編集、どこかで見たような、それでいて無理のあるストーリー、酷いクオリティーの怪物、華のない役者陣とやはり高いレベルの作品である。
今のクンフーを積んだ管理人なら、もう少し戦い様があるが(※映画レビューにあるまじき表現)、最近レンタル屋の棚に見かけない。
いいことだ残念。
予告編は探したがなかったw
④『プレデターX』
「パチもんタイトル」界から第二の刺客。
もちろん本家『プレデター』とは、なんの関わり合いもない作品。
怪物そっちのけで、父親違いの兄弟喧嘩を描き、母親の亡霊は出るは、怪物の正体は精霊で空を舞うは…の変な作品。
映像は全体的に眠くなる効果がある。
予告編はこっち↓
⑤『トレマーズ・ライジング』
やっぱり本家とは全く関係ない作品。
どうでもいいけどフランス映画だったような気がする。
この作品と『バイオ・クリーチャー・ライジング』のお陰で管理人は「ライジングの法則」に気づいたとかなんとか。
「ライジングの法則」を提唱しておいて、そんなに証明する気も多分ない(笑)
「携帯のロックのパスワードがナニの大きさ」みたいな下品なジョークだけ、印象に残っている。
予告編↓
⑥『宇宙生物X』
なんだか、全体的にサイケな頭のおかしくなりそうな映像が、延々と続いていた記憶しかない。
後は、出来がアレなB級作品お約束の、「無駄にエグいグロシーン」だった様な気がする。
「〇〇~X」というタイトルもタイガイである。
予告編はこちら↓
⑦『ロックネス』
タイトルからして分かるように、出てくるのはネス湖のあいつ。
VHS時代の古い作品なんで、置いてあるレンタル屋は少ない。
高校生時代に借りてしまった思い出の一品……だがもう一度観たいとは思わない。
全体的に真面目に作ってあるが、それ故に却って困るつまらなさを持つ。
こういった「真面目に作ったがつまらなかった作品」は古い作品に多いが、2000年半ばのアルバトロスやアサイラムがメジャーになった辺りから、あまり見かけなくなった気がする。
それを「良くなった」と喜ぶべきか「B級映画界の堕落」と嘆くかは人による。
管理人は前者である。
見かけてもそっとしておこう。
予告編はこちら↓
⑧『ディープ・フリーズ』
怪物はラジコン三葉虫。
珍しい怪物が題材だが、珍しければいいってもんじゃない事を教えてくれた作品。
あと、犠牲者がヤられる時、何故か画面がフラッシュする謎の仕様。
予告編はこちら↓
⑨『JURASSIC EARTH(ジュラシック・アース)恐竜惑星』
最近観た酷い作品。
監督はエリック・フランクリン
マーク・ポロニア、ブレッド・ケリーに並ぶ「三本目の矢」であり、昏迷を極めるZ級映画界に、頼みもしないのに殴り込みをかけてきた、空気の読めない男である。
尺に困ったら取り敢えず「車を運転するシーンを垂れ流す」といったとんでもない荒技を持つ。
無駄にカッコいいロゴの制作会社を、立ち上げたようだ。
今後の動向に注目したいが、正直もう映画を撮るなと言いたい。
管理人のレビューは→こちら
予告編はこちら↓
⑩『アタック・オブ・キラートマト』
ここでZ級映画界のレジェンドを紹介したい。
「ある日全米で殺人トマトが大量発生」
、とおよそどこからツッコんでいいのか困るあらすじが、パッケージ裏に記されている。
監督はスーパーマーケットでひたすらバイトしながら、この作品群(4まであるらしい)を作っていたらしい。
なんとファミコンソフトになって、そこそこ売れた。
さらに売れた金で、前作より豪華な続編が作られたという逸話が残っている。
テーマソングは回を増すごとに、派手になっていったとかいないとか。
Wikipediaがある程度には、皆に愛されている作品で、「話のネタになる」という点では観ておくべき作品かもしれない。
Wikipediaは→ こちら
実際に観てみると、……うん、まぁ…何というか、やっぱり酷いよ。
⑪『猿の帝国~女囚戦記~』
監督はマーク・ポロニア
あんまり詳しく説明する気も起きないが、「Z級映画界に彗星の如く現れた男」であるマーク・ポロニアの、比較的古い作品である。
しかし「ネタになる」、「グダグダだが展開事態は早く、画面に動きがある」という点では、マーク・ポロニア作品は意外と観れる(※面白いとは言っていない)
管理人のレビューは→こちら
予告編はこんなん↓
⑫『テリトリー』
監督はブレッド・ケリー。
個人的には、今まで観たモンスター映画で、一番つまらないと思う作品(2017年末現在)
マーク・ポロニアやブレッド・パイパーとは違い、「ネタにもならない」キツイ作品を撮る。
監督の他の作品『ジュラシック・シャーク』、『ロストジョーズ』も相当な酷さであり、本職のB級映画マニア、Z級映画レビュアーを沈黙させる凄い破壊力を持つ。
この監督の作品を観た後なら、大抵の駄作は笑って許せる。
とりあえず、アニメやゲームの実写映画化に怒っている層は一度ブレッド・ケリーの作品を観てみるといい。
(※そういう問題ではない)
予告編はこちら↓
⑬『怪奇!兎男』
ある意味有名な作品。
Z級映画レビュアーさんは、絶対押さえておくべき一品。
劇中、お姉さんたちがバニーな恰好をしてくれるが、うん、あれだ、あんまり嬉しくない感じのお姉さんばっかりだったなぁ……。
予告編は見つかりませんでしたw
⑭『恐怖!キノコ男』
この記事の最後にはこの映画。
『怪奇!兎男』と並び、Z級映画レビュアーの必修科目作品であり、比較的愛されているZ級映画だ。
(※ただし、面白いとは言ってない)
人間が入っていること丸わかりなキノコ人間に初見では大爆笑必須。
が、それを過ぎると本当にどうでもよくなる作品。
これも予告編が見つからなかったが、まぁいいや(笑)
観なくていい。
【まとめ】
年末年始に観なくていい……と言いますか一生涯観なくても決して後悔しない作品ばっかり紹介させて頂きました。
観ておくと、「だいたいの作品は笑って許せる」心構えが出来ますが、あまりお勧めしません。
多分、横になって体を休めていた方がいいですよ。
これからZ級映画レビュアーとして、活動したいと言う方以外は、決して観賞しない方がいい。
コメント
宇宙生物Xを見てしまった。登場する宇宙生物も人間もみんなバカだと納得してみればまあ見られる。金はごく少量なら不老長寿の妙薬だが宇宙生物は食い過ぎ。
宇宙生物Xを見てしまった。>観ちゃましたか(笑) この映画も「キングスパイダー」等で知られる問題児、ジェフ・リロイが撮ってます。
怪物も含めて登場キャラクターがバカなのは、監督が誰かと考えれば、不思議と納得してしまう。