「ディセントX」感想 ~偽物のタイトル。方向性がよう分からん映画~

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怪人・殺人鬼・食人鬼・吸血鬼

今回紹介する作品は「ディセントX」です。

こういった頭に有名作品のタイトル入れてるパチもん映画で、面白かったことはない(断言)。

この作品もそういった類の映画なのだろうか?

その時、隊員が観たものは!?

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作品情報・スタッフ・キャスト

「ディセントX」
製作年:2006年  
製作国:アメリカ  
上映時間:83分 
原題:「PRIMITVE」

監督:ダレル・ジェームズ・ルート
製作:マイケル・D・セラーズ
出演:ロリ・ペティ/ニコラス・アイアンズ/ピティ・パブロ/サンドラ・テレス/コリン・モス……etc.

予告編

 

 「ディセントX」:あらすじ

南アフリカのムプマランガ。

原住民が何者かに次々と殺害される。
土地をめぐる住民同士のトラブルかと思われたが、死体には、未確認生物の痕跡がみられた。

科学者のカーリング博士は、仲間とともに現地に調査に赴くが………。

「ディセントX」:感想/ネタバレ有

地底人関係ねぇー!

礼儀として とりあえず、ツッコンでおく。

いや、パッケージに「あの地底人の衝撃と戦慄、再び!」、となっているが、地底人は出て来ない。

じゃあ、何者かと言えば、なんだかよく分からない原始人みたいな生き物です。

この映画は、怪物はほとんど出て来ないタイプの映画なんです。

散々引っ張ておいて、やっと出て来たと思ったらショボい原始人一匹。

…これはちょいといただけないぜ

まぁ、劇中でこの亜人種一応色々と設定があるのだが、ほとんど印象に残ってない。

なんでも、子供を人間に殺されて絶滅するのが決まってる生物らしい。

この一匹しかいない
  ↓
映画に一匹しか出せない
  ↓
遺伝子的に治癒力が高い設定にしたろ…

その結果として→「ボロボロの衣装を着たオークみたいなナニかが、銃で撃たれつつ棍棒を振り回す映画」が完成する。

微妙な出来のオークが、一匹だけ出てきても面白くもなんともない。

そもそも、戦闘シーンは夜で、画面がやたらと暗い上にカメラが揺れいて、非常に観賞しにくい

もうちょっと、映像の方がなんとかならなかったものだろうか?

続いては、この映画の方向性について触れたいと思う。

残念ながらブログ主には、この映画がどのような狙いで、どの層に向けて作られたかさっぱり理解できなかった。

映画の作り自体は、真面目にキッチリと作ってある印象を受けた。

しかし、ホラーやパニック映画ではないし、アクションやエンタメ作品でもない。

真面目に作ってあるからといって、感動系や考えさせる系でもない気がする。

B級の低予算作品にしては、演技のできる俳優を集めて海外ロケをやってるぽいし、いまいちこの映画の立ち狙いというか立ち位置が分からない。

ドラマパートは、丁寧に撮ってあるのに比べ、アクションシーンになったとたんブレブレで非常に雑な感じになる。

本当にどんな意図で、どこの層に向けて撮られたのかサッパリ分からない……ヽ(TдT)ノ

ここでもう一度、この手のパチもんタイトルを付けられる映画について触れたいと思う。

考えてみれば当たり前の話なのだが、その作品自体が面白ければワザワザ他の有名映画の名前をタイトルに入れる必要なんてないですよね。

内容がいまいちだから、止む終えずに、他の有名どころの名前を借りてくるわけだ。

そういったタイトル詐欺の様式美を、楽しむには心の余裕が必要です。
しかし、今作は、ちょっと酷くて楽しめなかったかぁ~。

一応、こういうパチもんタイトル作品って、本家作品との多少の一致はあるもんですが、これ1mmもかすってないよね。

さすがに、これは駄目だろ……と思う。

真面目な作りで怪物も出て来ないもんですから、眠気がヤバい。

いや、こういうよく分からん作品探してきて、有名作品をもじったタイトル付けて、パッケージ裏のストーリーもそれらしく書いてる人達……お前らもう少しその才能の使い方をだな……、いや何も言うまい。

そういった訳でこの作品『ディセントX』を観賞するのは、あまりお勧めしない。

『エイリアン3』のリプリーカットの女優さんはかっこよかったかな~(小並感)

総評・感想まとめ

総評:♡♡♡ 3/10
キャラクター………○
・キャラクターは丁寧に描いていた。
・↑それゆえに、ジャンルがよく分からなくなる。

ストーリー………△
・一応の起承転結はあった。
・↑80年代のホラーっぽい感じ。

カメラ・演出とう………△
・画質が荒い。
・全体的に安っぽい。

怪物……△
・人間が入っているのが丸わかり。
・そもそもあんまり出てこない。

その他・印象に残ったところ
・内容自体は真面目
・その反面、どの様な層に向けられた作品なのか、よく分からない。
・パニックでもホラーでもエンタメ作品でもない感じ

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コメント

  1. 燃焼豚 より:

    典型的なx商法。音楽はよかった。モンスターはでき損ないのするがモンキー。

  2. 堂柿弘也(管理人) より:

    典型的なx商法。>そろそろ「X商法」と「ライジング商法」を禁止する法律作った方がいいじゃないだろうか(笑)
    どっちもだいたい酷い。

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