「クラーケンフィールド HAKAISHIN」感想 ~でかいイカの映画の感想を聞いてイカないか?~

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怪物映画

さーて毎年海なんて見ることもなく夏が終わる男
そんな「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」な男が今回紹介する作品は「クラーケンフィールド」です。

 

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作品情報・スタッフ・キャスト

「クラーケンフィールド HAKAISHIN」
製作年:2006年  
製作国:アメリカ  
上映時間:88分 
原題:「DEADLY WATER /KRAKEN:」

監督:ティポー・タカクス
製作:スティーブン・ヘジェス
出演:チャーリー・オコーネル/ビクトリア・プラット/クリスティン・アンガス/ジャック・スカリア/コーリー・モンテス……etc.

予告編

↑正直本編よりも公式の予告編のが面白い。

「公式が病気」ってやつだ、これ……。

いや~…これは(ある意味)期待出来そうだなぁー(棒)

「クラーケンフィールド HAKAISHIN」:あらすじ

「謎の海の怪物に両親を殺されたレイは、両親を殺害した怪物を追い求めていた。ある日両親が死亡した海域で謎の生物を見かけたと証言する考古学者が現れた。レイは考古学者の調査に同行するが……」

感想/ネタバレ有

 タイトルが『クローバーフィールド HAKISHA』のパクリなんだが、この映画ってそこまでヒットしたかなぁー(゚∇゚ ;)!?

時期的にパクリやすい映画がこれしかなかったのか? 

似たようなタイトルの映画は,こんな映画もありますがね。

映画に関係ない話で恐縮だが、ブログ主は「イカちゃんだよ(笑)」と知人にダイオウイカのぬいぐるみをプレゼントしたことがある↓
  

……さっぱり受けなかったのは言うまでもない。

ぬいぐるみのクオリティが無駄に高いのと、手触りの良さは好評だったが、さっぱり受けなかった(大事な事なんで2回言いました)
 
 今なら「スプラトゥーングッズだよ(笑)」でいけそうな……いやなんでもないです。

 しかし「ダイオウイカ ぬいぐるみ」で検索するとけっこう種類があるんですね。

クラーケンはいらなくなイカ?

いきなり映画の主題を吹っ飛ばす事を書いてしまうが、残念ながらクラーケンの必要性を感じない。監督は怪物映画ではなく、海洋トレジャー物を撮りたかったんじゃないかと思える。それぐらいクラーケンが空気。お宝を積んだ沈没船周辺にクラーケンが巣食っていて邪魔なだけ。それでも両親を殺されたレイがクラーケンに執着しているのならまだドラマを作れただろうが、この男ヒロインの美人考古学者を口説くに夢中。

 両親の仇の化け物≦目の前の美人(脈あり)
 
 となるなら、まぁしゃーない。死んだ家族よりも、未来の家族になる可能性がある美人。この男幼くして親を亡くしたが、実に前向きな性格の育ったものである。

 どちらかと言えば敵役は悪徳セレブ(まぁマフィアです)のマクスウェルの方が頑張っていた。この如何にも悪そうな男のせいで仲間が何人か死ぬ。怪物映画というよりは『インディ・ジョーンズ』を3周りぐらいスケールダウンさせた映画で、悪役もしょっぱいマフィアのおっさんだった。

 クラーケンはあくまで縄張りを守っていただけなんでしょうね。パクリのタイトルとパッケージだと思ったら微妙に内容とリンクしていてムカつく(笑)

予告編詐欺じゃなイカ?

さて果たして公式予告通り面白字幕・吹き替えが見られるのかと、ワクワクしながら観賞を開始したのだが………騙された!まったく普通の字幕・吹き替えじゃなイカ!
 「映画配給会社が本編でそんな事をするわけないだろう!」、とお思いの皆さん。
甘い!甘いですよ、J.V.Dのディープレッドレーベルみたいな例だってあるんですよ!

 88分間ずーと”イカ”って単語を使って字幕を作っていくのを想像したら、非常にシュールな光景が浮かぶ。そういったチャレンジをぜひやって欲しかった。

まとめなイカ

 全体的にやや消化不良に感じた。観ていて一番エグイシーンが怪物があまり関係ないワイヤー事故ってのがね。そのシーンだけ妙に気合が入っていてエグかったです。
 ストーリー的にも怪物はあくまで縄張りを守っているだけの野生動物扱いで、あまりクラーケンの出番がない。
 ついでに水中シーンは誰が誰だか分からないような所が多い。
 さらには面白字幕・吹き替えもなかった(笑)
公式予告編が別の意味で一番面白いってどうなんでしょうね?

総評・感想まとめ

総評:♡♡♡♡ 4/10
キャラクター………〇
・キャラはたってる。役者の演技もいい。

ストーリー………〇
・なんの捻りもないが単純明快でよい。
・海洋トレジャーハンターものである。

怪物……△
・CGがあれなのは置いておくとして、怪物が出てくる必要があまりない。
・モンスターと言うよりは、ただのギミックである。

 

その他に印象に残ったところ
・若干怪物が空気。ふつーの海洋トレジャーハント物として観れなくもない。
・親の仇の怪物を倒すことよりも、ヒロインを口説く方に重きをおく主人公。
・予告編で笑える。

 

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