今回紹介する作品は「モンスター・オブ・ザ・デッド~ビキニビーチの惨劇~」です。
目次
作品情報・スタッフ・キャスト
「モンスター・オブ・ザ・デッド~ビキニビーチの惨劇~」
・製作年:2009年
・製作国:アメリカ
・上映時間:94分 ・ 配給:J.V.Dディープレッド
・原題:「MONSTER FROM BIKINI BEACH」
・監督:ダーリン・ウッド
・製作:クリィスティ・サベージ
・出演:ステファン・バーゴ/ゲーリン・ハワード/リーゼル・ハンソン/アダム・サーク/ケリー・リトル……etc.
予告編
YouTubeとうで、「モンスター・オブ・ザ・デッド~ビキニビーチの惨劇~」検索してください。
「モンスター・オブ・ザ・デッド~ビキニビーチの惨劇~」:あらすじ
「どこかの寂れた街でゴーゴーダンス大会が開催される。しかし謎の怪物が襲って来て街はパニック。その事件をゴシップ雑誌の記者とテレビレポーターが追いかける。それとは別に歳をとった悪徳警官の悲哀に満ちた自分語りが挿入される感じです。
感想/ネタバレ有
B級映画を専門に扱うレーベルがある。
その中でも、アルバトロス・コアやミッドシップみたいに多くのファンに愛されるレーベルもある。
それとは逆に、愛憎入り混じった感情(愛10%憎90%)を持たれるレーベルもある。
なぜなら、余りにもB級過ぎると言いますか、そもそも流通させてはいけないレベルの作品ばかり取り扱うせいです。
それがJ.V.Dのディープレッド。
大抵のB級作品に対して好意的なユーザーにも「ただし、J.V.Dのディープレッド!てめーは駄目だ!」、とよく突っ込まれる。
今回紹介する作品は、そんなトップB級映画レビュアーも認めた問題作だ。
張りぼての怪物
まず怪物が酷い。
パッケージの怪物もそれなり酷いが、実際にはさらにハリボテ感満載。
半魚人らしいが緑色でやたらと頭がデカい。
一応、元はナマズだとかなんとか。とにかく造形がショボい&ダサい。そんなハリボテの怪物が腕でさらっと撫でる度に悲鳴が上がり、派手に腸が飛び出ます(((( ;゚д゚)))
ついでに、映像が粗い。多分家庭用のビデオ機器で撮影しているのではないだろうか?カメラワークは、どうだったかなぁ~と、思うが多分酷かったんじゃないかと。
さらに出ている俳優さん達が残念。男女ともに残念。
一番最初に犠牲になるお姉さんが、一番綺麗ってどういうことだ(笑)。
後は、全体的にイマイチな人が多いぞ。その割には無駄に裸になる。唐突なサービスシーン、何故か水着をひんむかれてから、〇される展開が多い。
いや、女優が残念云々じゃなくて、猟奇的な感じがして嫌だったな。
ついでに、怪物が、関西弁で寒い親父ギャグを言いながら、大虐〇をしでかすノリが合わなかったなぁ~(; ̄Д ̄)
異次元な日本語吹き替え
とにかく、下ネタが多い。中学生レベルの下ネタだ。
さらに、下ネタの中で無駄に同性愛ネタが多い。
本編の展開とは全く関係なく、おねぇ言葉キャラに改編されてるキャラもいます。
本編の字幕では、シリアスな展開なのに、異次元な日本語吹き替えのせいで、カオスになっている。
観る時は日本語吹き替えにして、ついでに字幕も出しておくと色々と楽しめる。
まぁ、字幕で観て、もう一回吹き替えで観るのが正しいのだろうが、この作品を二回観るのはかなりキツイものがある。
何年か前に一度観賞して、今回ブログのネタにしようともう一回観たがやっぱり酷いや、この作品。
いや、なんで律儀にもう一度観てるのか観賞中にセルフツッコミですよ。
これだけ無駄な時間を過ごすのも、あまりないんじゃないかな?
日本語吹き替えだと最後に「怪物ぐらい気合入れて作れ」、という台詞で閉められるが、もっともな意見だと思う。
そこだけ同意します。
総評・感想まとめ
総評:★ 1/10 Z級認定!
●キャラクター………✖
・適当かつ下品。全体的に華のない役者陣。
・日本語吹き替えは下ネタ祭りなため、キャラクターの崩壊が激しい。
●ストーリー………✖
・あってないようなもの。
・所々で「半魚人もの」のお約束がみえる。
●カメラ・演出とう………✖
・粗い、適当。
・音楽はサイケで無駄に頭に残る。
●怪物……✖
・段ボールで作ったハリボテっぽい。
・「怪物ぐらいちゃんと作れ」には激しく同意。
●その他・印象に残ったところ
・無駄にグロい。日本語吹き替えが下ネタ祭り。ダジャレ多め。
・全体的にゆるーい自主制作作品みたいな感じ。
・怪物がとにかく酷い。
・日本語吹き替え版が下ネタ祭り。中学生レベルの下ネタ多数。
・怪物が話す。関西弁の親父キャラ。
・カメラが全体的に粗い。
・サービスシーンは多いが綺麗な方がいない=あんまり嬉しくない。
・残酷描写が多い。
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