半魚人映画「アクアノイド」の感想・レビュー  ~アクアノイドは何故全滅しないのか?~

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怪物映画

今回紹介する作品は「アクアノイド」です。

アクアノイド[レンタル落ち]
 
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作品情報・スタッフ・キャスト

「アクアノイド」
製作年:2003年  
製作国:アメリカ  
上映時間:75分 
原題:「AQUANOIDOS」

監督:ラインハルト・ペシュケ/レイ・ペシュケ
製作:マーク・J・ゴードン   ・製作総指揮:アルバート・ゴードン

脚本:マーク・J・ゴードン   ・音楽:ジェイソン・ペリー  
出演:ローラ・ナディーボ/ローダ・ジョーダン/エドウィン・クレイグ/アイク・ギングリッチ/ヒュー・ローレン・ホッブス……etc.

同姓が多いという事は、ファミリーお仲間製作のZ級映画だろうか?

予告編

「アクアノイド」: あらすじ

1987年にアメリカ西海岸に凶暴な生物‘アクアノイド‘が出現し人々を恐怖のどん底に突き落とした。時は流れて16年後、奴はまたこの町に戻ってきた。主人公はアクアノイドの脅威を警告するが、市長は警告を無視する。しかし街には奴の犠牲者が増えていき……。

感想/ネタバレ有

 最初に断っておきますが、かなり酷い映画です。
 今までにみた酷い映画(B級モンスター映画限定)の中でも5本の指に入る作品だと思う。
内容はジョーズの中身を、サメから半魚人に置き換えればほぼ説明できちゃいます。
 どう見たって着ぐるみの半魚人と、緊張感のないBGM、そしてなんだか粗い映像が延々と続きます。

最後も手りゅう弾で吹っ飛ばして終わりだったような、そんな終わり方だった気がする。

 印象に残ってるのは、市長の娘が半魚人の子供を身籠ることぐらいかなー。
で、それを取り上げた、変な薬やってそうな、目つきのヤバい医者。
何をとち狂ったのか、「こんにちはーお爺ちゃんー」市長の前で腹話術やっちゃたもんだから、市長激怒
→拳銃でパーン!と医者の眉間に穴。
まぁ、この医者何がしたかったんだかわからん。

 ところでこの映画を鑑賞してから、ずっと気になってる事がある。
それは何故?‘アクアノイド‘は全滅しないのだろうということです(笑)

 鋭い牙とかぎ爪を持ってます。
 けれどそんなに早く泳げない。
 それもせいぜい人間より早いくらいで、サメとかマグロと勝負したら絶対負ける。

 ついでに陸上ではもちろん動きが鈍くなる。
 おそらく大型犬と勝負したら、負けて噛み殺される…。
そもそもその動きだと、魚も鳥も捕まらないだろうと思われる。
つーか水中でサメに襲われたら、負けて絶対喰われるだろう。
それらに加えて、繁殖能力が凄いわけじゃないということも劇中でなんとなく分かる。
(何故か人間の女性を孕ませてるけど、映画の最後で卵が出てくる。どうなってんだ?こいつの生態?)
 保護色が凄いわけでも、毒があるわけでもない。

 …これひょっとして退治するより、保護するべき生き物じゃないかと。
そんなことを延々と考えてしまう。

感想まとめ

 総評:ランク外。

 なんか駄目すぎて、「精神鍛錬に使えそうなんじゃないかな?」と考えるレベル。
レンタル屋でもし見かけたら、パッケージを見た後、そっとしておいた方がいいかもしれない。

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コメント

  1. 燃焼豚 より:

    TV特撮のモンスターに明らかに劣るもののアクアノイドの造形はまあいいほうである。エロもグロもB級には必要。でも、映画なんだからもっとちゃんと撮れやといいたくなる。笑えたのはアクアノイドの子供を取り上げた医師のふざけた腹話術だけだった。

  2. 堂柿弘也(管理人) より:

    >映画なんだからもっとちゃんと撮れやといいたくなる。
     なんだか色々とグダグダな映画だったのは覚えています。
     粗い画質と相まって観るのに非常に根気がいる映画です。
    >笑えたのはアクアノイドの子供を取り上げた医師のふざけた腹話術だけだった。
     あの医者はなんだったんでしょうかね?この映画の良心?

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