本日紹介する作品は「マイル22」です。
作品情報・スタッフ・キャスト
「マイル22」
・製作年:2018年
・製作国:アメリカ
・上映時間:95分
・原題:「Mile 22」
・監督:ピーター・バーグ
・製作総指揮:ジョン・ローガン・ピアソン
・脚本:リー・カーペンター
・音楽:ジェフ・ルッソ
・出演:マーク・ウォルバーグ/ローレン・コーハン/イコ・ウワイス/ロンダ・ラウジー/ジョン・マルコビッチ……etc.
監督はカルトな人気を誇る「バトルシップ」のピーター・バーグ。出演は「トランスフォーマー」のマーク・ウォルバーグに「ザ・レイド」のイコ・ウワイス
予告編
「マイル22」:あらすじ
世界を揺るがす危険な“物質”が盗まれた。行方を知る唯一の“重要参考人”を亡命させるため、周
りを敵に囲まれる極限状態のなか、米大使館から空港までの22マイル(35.4Km)を“最強の特殊部隊
“ד完璧な頭脳チーム”からなるアメリカ最高機密「オーバーウォッチ」作戦を発動し護送ミッシ
ョンを遂行していく。しかし、行く手には想像を絶するラストが待っていたー。~Amazon作品紹介より抜粋~
「主人公たちはCIAの秘密部隊「オーバーウォッチ」に所属する工作員。大都市を6個破壊できるだけのセシウムが行方不明となり、その行方を知っているのは、警察官のリー・ノア(イコ・ウワイス)だけ。
アメリカへの亡命を希望するリーを、22マイル(約35km)離れた空港まで輸送することになるが、街中で四方八方から刺客が襲い掛かってくる。
次々と倒されていく、「オーバーウォッチ」の面々。
さらに、事件には隠された話があって……」
といったお話。
続編も製作決定しているらしい。
「マイル22」:みどころ
特殊部隊所属の主人公たちが、とある情報を持っている重要人物を護送する話。この護衛対象を演じているのが、イコ・ウワイスです。彼の出演作品を観たことがある人は分かると思いますが、この人滅茶苦茶強い(笑)
現役のアクション俳優の中で、一番動きがキレキレだと思う。
この人のアクションは、観ていて「本当に痛そう」に感じる。
強すぎて持て余すタイプの俳優。
強すぎて「スカイライン-奪還-」では、エイリアンも生身でボコボコにしていた(笑)
そんなイコ・ウワイスが、今作でも素手で大暴れ。彼の観ていて「本当に痛そう」な体術が容赦なく炸裂する。
「護衛対象ではなくて、むしろこの人に守ってもらえよ…」と誰しも思う事だろう。ええ、途中から無茶苦茶やりますが(笑)
まだ、イコ・ウワイスの出演作品を観たことがない人には「ザ・レイド」がお勧めです。
インドネシアの伝統格闘技「シラット」の強さがわかる一品です。
「マイル22」:感想
某国家の警官が、国際テロに関する重要な情報を持っているということで、アメリカCIAの行動部隊が護衛に駆り出される。この手の作品はだいたい「SWAT」的な話になる。
この手の作品は「実はチームの中に裏切り者が」だとか、「実は隠された裏の話があって…」ということになるが、果たして、本作は……というのが、見どころの一つ。
案の定、最後にどんでん返しがあるのですが、そのための伏線、マクガフィンを90分の間にばらまいているので、観ていてちょっと頭が追いつかないかなぁ~。ここら辺の話が分かりにくい。
ドンパチシーンがメインなんだけど、それが始まるまでけっこう長い。その間に舞台設定の説明=政治的な話が多いは、主人公をはじめとした躁鬱の気性が激しい登場人物たちのやりとり観る羽目になったりと、なんだか疲れるシーンが多い。
わかりやすい、派手なスカッとしたアクションを期待していると、エキセントリックな主人公たちの会話にイラっとしてまいる。まいる22…ゲフンゲフン。
他にも、画面がやたらと揺れるは、暗いシーンは多いは、アクションシーンで無駄に細かくカット割りをする、とうけっこう観にくい。
ついでに「マイル22」と距離がタイトルになっている割には、観客に「主人公たちが、今どこにいるか」さっぱり伝わらないってどうなの?
気づいたら、距離詰めてるけど、距離感が視覚的に分かる工夫が欲しかったよ。
アクションシーンは秀逸だけど、それを観て楽しむまでに、ちょっと障害が多いかな~、というのが正直な感想だ。カメラも、もうちょっと、見やすくしてくれたらなーと思う。
イコ・ウワイスのアクションと、マーク・ウォルバーグのマシンガンな悪態は良かったよ。
つーか、やっぱ主人公が嫌な奴に感じる。
総評・感想まとめ
総評:☆☆☆☆☆☆ 6/10
●【よかったところ】
・アクションシーンは秀逸。
・どんでん返し。見事に騙された。
・凝ったミリタリー描写。
●【悪かったところ】
・画面が観にくいところが多々ある。
・政治的な話がわかりにくい。
・無駄なカット割り。
●雑多な感想
・主人公サイドが割とクズ。
・↑歴戦のチームにしてはヘッポコなミスをする。
・イコ・ウワイスのアクション。
・↑本当に痛そう。
・敵の部隊の方が練度高そう
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