今回紹介する作品は「ゾンビーバー」です。
作品情報・スタッフ・キャスト
・製作年:2014年
・製作国:アメリカ
・上映時間:77分
・原題:「ZOMBEAVERS」
・監督:ジョーダン・ルービン
・製作:クリス・ベンダー
・出演:レイチェル・メルヴィン/コートニー・パーム/レクシー・アトキンズ/ハッチ・ダーノ/ジェイク・ウィアリー/ピーター・ギルロイ/レックス・リン/ビル・バー……etc.
予告編
↑予告編からして、酷い作品であることが分かる。本作に関しては「酷い」は誉め言葉である。
感想/ネタバレ有
以下ネタバレあり。
開始そうそう冴えないおっさん二人組が適当な運転をしている。お喋りしながら、携帯いじりながらで「おい、前」って瞬間に鹿にぶつかる。
その衝撃で吹っ飛んだドラム缶がビーバーのいる湖に転落。
ドラム缶から、トライオキシンZみたいな緑色の液体が漏れ出し、近くにビーバー(凄くチープなぬいぐるみ)が蠢いているところで謎のOPに突入。
なんか全体的にチープなんだけど、妙に引付けられるアニメーションです。
序盤は女の子のサービスシーン多め。
眼鏡っ子、金髪、おっぱいとバランスよく揃えております。
女子会を楽しんでいた三人だが、そこに彼氏、元彼含めた三人が合流して、まぁいつものパターンです。
女の子の一人がバスルームに潜んでいたビーバーに襲われます。
バットで殴り殺して、死体をゴミ袋に入れて外に放置。
次の日ビーバーの死体が消えていて、なんか変だなと思いつつも湖に。
そこで本格的にビーバーが襲ってくる→死闘開始って流れです。
タイトルとパッケージで、真面目なホラーをやる気は全くないことは分かってたんですが、……想像通りのバカバカしさで期待を裏切らない。
予告編を通りに後半‘ゾンビーバー‘に感染した人間が襲ってくるのだげ、歯がビーバーみたいに伸びてるのと、あの平べったい尻尾が生えてきて、ビターン!、ビターン!って床を叩いてて、笑えた。
結構スプラッタな光景が広がってるのに、ビターン!ビターン!て……。
あと森の熊さんもゾンビーバーに感染します。
熊にあの尻尾が生えてきて、ビターン!ビターン!って!コントかっ!
最後まで生き残った女の子も、冒頭原因を作った二人組のトラックに轢かれて終わりです。
冒頭ののシーンと同じく「あ、前」みたいなやる気のないやり取りの後、トラックに轢かれて終わり。
オチでトラックに轢かれて許されるのは、漫画☆太郎先生だけだと思ってました。
エンディングテーマは一聴の価値あり。
もう、清々しいまでのB級モンスターパニック馬鹿映画でしたよ。
こっちも最初っから、それを期待して視てるので全然OKです。
ゾンビーバーがロッジを包囲する際に、電話線切ったり、車を使用出来なくしたりとゾンビーバーってよりは、シリアルキラーっぽい。
ゾンビ成分は噛まれたら感染することで表現できるけど、ビーバーらしさは歯が伸びるのと、あの尻尾なのか?
いや、確かにビーバーぽかったけどね。(ビターン!)
ビーバーって、なに?ってちょっと考えちゃったよ(哲学)
愛犬を囮にするのと、チ〇コ嚙み千切られる系は映画とわかってても、うわぁぁぁ!なる。
感想まとめ
総評:★★★ 3/10 Z級映画認定!
●雑多な感想
・全体的にどうしようもなくチープな雰囲気な映画ですが、安定した笑いをとれるB級映画としておすすめ。
・話のネタにはなるかもしれない。
・やめよう!わき見運転。
・熊+ビーバー+ゾンビ、なんて業の深い生命体も見れる。こいつだけでスピンオフ作品ができそうなぐらい濃い。
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コメント
B級のモンスターパニック及びホラー映画のセオリーを馬鹿馬鹿しくしていくとこうなるという見本で面白かった。最後の蜂もゾンビーバーになるのか。
>B級のモンスターパニック及びホラー映画のセオリーをバカバカしくしていくとこうなるという見本。
えぇ、まさにその通りの映画でございます。
原因に困ったら”緑色の液体”出しておけばいいんですよ。
噛まれたらゾンビになるのではなく、ゾンビーバーになることが判明した時点で腹筋が崩壊しました。