「エイリアン・バスタ―ズ」 ~コストコ宣伝映画~

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宇宙生物襲来!

ちょっと重い雰囲気の作品が続いたので、後味最高の映画を紹介したいと思う。

今回紹介する作品は「エイリアン・バスターズ」です。

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作品情報・スタッフ・キャスト

エイリアン・バスターズ
製作年:2012年  
製作国:アメリカ  
上映時間:102分 
原題:「THE WATCH」

監督:アキバ・シェイファー
製作:ショーン・レヴィ  ・撮影:バリー・ピーターソン ・音楽:クリストフ・ベッグ
出演:ベン・スティラー/ヴィンス・ヴォーン/ジョナ・ヒル/リチャード・アイオアディ/ローズマリー・デウィット……etc

予告編

「エイリアン・バスターズ」:あらすじ

エヴァン(ベン・スティラー)が店長を務める大型スーパーである夜警備が惨殺される。自分と顔見知りの警備員の死に憤ったエヴァンは、”ご近所ウォッチャー”なる自警団を結成する。しかし集まったメンバーは、どこか癖のあるボンクラばかり。見回りどころか遊んでばかりのメンバーだったがある夜何かを車で轢いてしまい……。

感想/ネタバレ有

アメリカ発祥の大型スーパー、コストコ(Costco)の宣伝ムービーです。
(※大嘘)

アメリカの何が凄いって?

こういった殺人事件だとか台詞の半分が下ネタみたいな映画でも、平気で実在の企業を使ってしまうところだよ(゚∀゚)

さらには、クライマックスで舞台となったコストコが、木端微塵に吹っ飛ばされる!
エンディングでちゃんと再建されているけど、よくOKサインでたなー。

日本の企業じゃ「そういうのはちょっと……」、で終わっちゃうだろうなぁー(; ̄Д ̄)

ベン・スティラーが、コストコの店長をやっている時点で笑いがこみあげて来る。毎度のことだがベン・スティラーは”THE 善人”な感じの小市民役がよく似合う。

エイリアンもコストコに夢中?

ベン・スティラー演じるエヴァンが店長をやってるコストコで、ある夜警備員何者かにが惨殺される。友人の警備員を殺されショックを受けたエヴァンは、”ご近所ウォッチャー”なるものを立ち上げる。
 それに応募してきたのはたったの三人。最近反抗期の娘と上手くいってないボブ(ヴィンス・ヴォーン)、学校を中退してから人生宙ぶらりんのフランクリン(ジョナ・ヒル)、奥さんと離婚して引っ越してきたばかりのジャマルカス(リチャード・アイオアディ)。その三人に加えて、発起人の生真面目なエヴァン。

 この四人実はそれぞれ理由は違うが、「ティーンエイジャーみたいに男同士でバカをやる」事を求めている訳です。
 そういった訳で真面目に活動するどころかバカばかり。

 その結果、ボブ曰く:「週一で家族から解放されて、エロいジョークを言ったり、ビールを飲んだり」状態になる(笑)

 そんな風にバカをやっている内に、ひょんなことから今回の殺人事件に宇宙人が絡んでいる事に気づいてしまう。
 さらにはなんと宇宙人達が、地球侵略にエヴァンの愛してやまないコストコを拠点にしている事が発覚する!
      ↓
エヴァン:「会員以外は出て行ってもらう!」

 ご近所の自警団の小さな話がいつの間にか
「宇宙人の地球侵略を阻止しろ!」
、なんて大きな話になっていくのが面白い。

 ところでこの映画の面白さコアが”近所の小さな騒動”から、”宇宙人の地球侵略を阻止しろ!”みたいな大きな話に発展する意外さにあると思う。そうなるとタイトルで『エイリアン』とネタバレする時点で邦題のセンスが無い。    
 しかし原題通り『THE WATCH』でも当ブログで紹介するだけでネタバレになってしまう……う~ん、自分の存在の根本的な矛盾がどうのこry…(この先は上手く言葉にできない)

 

 まぁ、そんな話はともかく、視聴の際は是非とも日本語吹き替え版をご覧下さい。字幕版よりもギャグが分かり易くていいですよ。

エイリアンは意外と凶悪?

 全体的に下ネタ中心のゆる~いノリの本作だが、意外に宇宙人侵略物としてもよく出来ている。この手のB級SF恒例の「ボンクラが非常事態に思わぬ大活躍」する様を話の中心に話を作っている。コメディの本作だが、エイリアンが絡むパートはけっこうグロい。コメディ作品なのに、エイリアンが空気を読まないでえげつない行為を平気で行う。
 その結果アホな会話劇からいきなり残酷グロ描写が出てくる。残酷描写が苦手な人はご注意下さい。

 このダークグリーンのエイリアンの造形がグロい上に、なかなか気合の入った出来です。
さらに嬉しい事にちゃんと派手な戦闘シーンもある。
 その時の戦闘シーンで無駄にカッコいい人が一名いますが、それも含めてギャグとして回収できていて上手い。

 コメディ色の強い本作ですが、宇宙人侵略物としてもしっかりと作ってあり好感が持てる。後味のいいスカッとした怪物映画が観たい人はどうぞ!
※(下ネタ中心の会話劇と、唐突に出てくる自主規制シーンが苦手な人は観賞を避けた方がいいかもしれません)

 観賞の際は是非日本語吹き替え版をご覧下さい(大事な事なんで二度言いました)

 

総評・感想まとめ

総評:♡♡♡♡♡♡ 6/10
キャラクター………〇
・愛すべきボンクラ達。ベン・スティラー演じる主人公の小市民ぶりがいい。

ストーリー………〇
・テンポのいいドタバタ劇。

カメラ・音楽とう………〇
・懐かしの洋楽ロックの名曲がたくさん使われている。

怪物……〇
・気持ち悪さとコミカルさが、いい感じで融合している。
・コメディ映画なんで、かなりギャグよりの描かれ方。

その他・印象に残ったところ
・中学生レベルの下ネタ祭り。
・隣に越してきたいかにも怪しい人の正体。
・吹き替えがいい。鑑賞の際は是非とも日本語吹き替え版をご覧下さい。

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