「ハウンド」の感想  ~阿鼻叫喚”犬”地獄絵~

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哺乳類、獣系、獣人など。

本日紹介する作品は「ハウンド」です。

アサイラム-アルバトロスのB級えいがです。出来はおっさし……。

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作品情報・スタッフ・キャスト

「ハウンド」
・製作年:2015年  
製作国:アメリカ  
上映時間:89分 
原題:「NIGHT OF THE WILD」

監督:エリック・レッド
製作:デヴィッド・マイケル・ラッド
出演:ケリー・ラザフォード/ロブ・モロー/トリスティン・メイズ/カーメン・トンリー/ジル・ザリン……etc.

予告編

 

「ハウンド」 あらすじ

20XX年のある日地球の近くを隕石が通り過ぎる。
 降り注いだ隕石の欠片が発する謎のパルスにより、あらゆる犬種の犬たちが凶暴化する。
街はパニックに陥り、社会秩序は崩壊する。
 果たして人々は地獄と化した街から脱出できるのか……。

感想/ネタバレ有

 ネタバレしつつ感想を書いていきます。

モンパニだと思ったらゾンビ映画だったでござるの巻。
安定のアルバトロスコアフィルム、PrimeWAVEで製作はアサイラムときた。
(あ、そこの君。見えてる対戦車地雷やん!とか言わない!)

本物の動物(犬)を使った作品。

こういう本物の動物を使ったモンパニは大抵面白くないもんだと相場が決まってる。
人間に慣れてる熊や虎や狼に、本気で恐ろしい演技しろと言っても無理なわけですよ。
大抵”恐ろしい”よりも”可愛い””カッコいい!”のが強くなってしまう。
動物好きな視聴者なんて、鑑賞中ずっと、

(*´Д`*)

↑こんな顔してて、映画が終わった後に、
「いや~モッフモフだったなぁ~」
「やっぱり猛獣はカッコいいよね!」
と呟くわけだ、N〇Kの動物ドキュメンタリー番組を見た時とだいたい同じノリで。

じゃあ、モンパニではなくてゾンビ映画っぽく撮ったらどうだ?
ついでに警察犬崩れのワンコ達を大量に連れてこいっ!
と、プロデューサーが言ったかどうかは知らないが、
ゾンビを凶暴化した犬に置き換えて、特殊な訓練を受けた気合の入ったワンコどもを採用したら、こんな映画ができました。
それがこの映画、

「ハウンド」

、である。
(※ブログ主の個人的見解です、あしからず)

グロシーンだけがんばる、いつものアサイラム。

思ってた以上にグロイ。
人間がやたらと解〇いされるシーン多過ぎ。
犬の襲撃シーンは警察犬の訓練風景にしか見えないかもしれないが、珍しく怖いし、痛そうだったよ(;´Д`)
人間は人間で容赦なく犬をぶっ〇してる。
後半に連れて、お互いの殺戮シーンが酷くなっていったちょっと疲れる。
(うん、まぁアルバトロスだしね…)
大型犬だけではなく、小型犬も人間を…ー自主規制ー
人間側も小型犬だろうが、容赦ない。
うん、酷いよ、これ。
(うん、まぁPrimeWAVEだし、しょうがないよね…)
そうかと思えばやる気の感じられない隕石と、CGで無理やり増やした感満載の犬の群れ。
(うん、まぁアサイラムだしね…)

オチは逃げた先も犬に占拠されていて……絶望END。

オチも含めてゾンビを凶暴化した犬に置き換えてるだけの作品。
ある日突然、身近な存在が凶暴化して人々を襲い始めて、文明社会、秩序と平和が壊される。
それを大抵の場合ゾンビでやるのだが、この作品ではその役目を犬達がやってるわけだ。

隕石が降ってきて、その光を見た犬が凶暴化する。
老犬でもう目が見えない主人公の飼い犬だけが、凶暴化を免れる…この手の映画に詳しい人は分かると思うが、古典SFの「トリフィドの日」のオマージュですよね。

(興味のある人は『トリフィド時代 wiki』で検索してみてください)

「トリフィドの日」+ゾンビ+警察犬の訓練風景=「ハウンド」

恐怖をあおるシーンも上手い時と下手な時の差が激しくて、ブログ主にはなんだかよくわからん評価に困る映画でした。
グロシーンがきついし、血だらけのワンコ達がけっこう精神的に辛かった。
ところどころに、

「あ、ウキウキお散歩モードのワンちゃんだな」(*´Д`*)

,と感じるシーンもあるが全体的にグロイ&怖い。

愛犬家の方が、見ていてきついかもしれませんね。

最後にこの映画を説明する便利な言葉をもう一度記してこの記事を終えようと思う。

…うん、まぁアルバトロスでPrimeWAVEでアサイラムだからね……。

総評・感想まとめ

総評
●キャラクター………△
・あんまり印象に残らない。

●ストーリー………△
・あってないようなもの。
・典型的な「ゾンビもの」のバッドエンド。

 

●怪物……△
・本物の犬。犬としか言いようがない。
・警察権の訓練はこんな感じじゃいかな?、と思わせる内容(笑)

 

●その他・印象に残ったところ
・動物好きな人は「犬が可愛い」としか思わない。
・犬が苦手な人はそもそも観ないと思われる。
・犬に「演技しろ!」ろいっても無駄。

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コメント

  1. 燃焼豚 より:

    見終わったとき、犬の鳴き声しか印象に残らないある意味とても凄い作品

  2. 堂柿弘也(管理人) より:

    >犬の鳴き声しか印象に残らない
     この映画では割かしワンちゃんがヤル気まんまんだったと思う。犬が苦手な人には怖いかもしれない。

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