悪口注意:「ALIVE-アライブ-侵略-」紹介&感想(ネタバレ有) ~モキュメンタリー映画を3人称で撮ったような作品~

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SF映画

前回に引き続きZ級の紹介です。

うっかり借りてしまったので、厄払いも兼ねてのレビューです。

本日紹介する作品は「ALIVE-アライブ-侵略-」です。

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作品情報・スタッフ・キャスト

「ALIVE-アライブ-侵略-」
製作年:2018年
製作国:オランダ
上映時間:77分
原題:「RESONANCE」   ※”RESONANCE”=反響・共振・残響とうの意

監督:シアラ・セディク
製作総指揮:ロース・ジェロエンス
撮影:ローランド・ププピン
音楽:ヴィクター・バッセラ―
・出演:マックス・クロエス/ナスタシア・ファイアストーン

予告編

ALIVE アライブ 侵略

↑映画が退屈で死ぬかと思ったよ……。肝心の”奴ら”は出てきません

予告編によると、色々な賞を撮ってるらしいが、本当か?(;゚Д゚)

他の映画と間違えてないかい?

ジャンル・セレブレーション映画祭、トップ・インディ映画祭、インディペンドホラー映画祭……う~ん…よく分からん。

「ALIVE-アライブ-侵略-」:あらすじ

「人里離れた森にキャンプにやって来た、マックスとエレナ。マックスは今回のキャンプでエレナにプロポーズする計画を立てていた。
しかし、森に入った途端、エレナは奇妙な音と頭痛に、マックスは鼻血が止まらなくなるなどの症状がでる。さらには、何者かに見られているような感覚に陥る。

不安になりながらもキャンプを続ける二人。しかし、借りていたロッジに何者かが侵入し、仕事のデーターを破壊される。
険悪になる二人。ところが、さらに恐ろしい出来事が続いき、二人はこの森に何かが潜んでいることを感ずくが……」

↑ストーリー展開が、まんまファンドフッテージ、モキュメンタリー映画なんだけど、撮り方は三人称(笑)

 

「ALIVE-アライブ-侵略-」:感想/ネタバレ有

本作の邦題は「ALIVE-アライブ-侵略-」

う~ん、レンタル屋の棚では「ホラー」「SF」の新作の所に並んでたんすよ。つい、うっかり借りてしまったら「モキュメンタリー映画を3人称で撮ったような作品」、でしてね、我が家のテレビが”Z級映画に侵略された”みたいな気分になった。

POV方式で撮ってない、モキュメンタリー映画って……そりゃ、ただの駄作だよ。なんで出回ってるんだよ、こんなの。

 

ネタバレ:こんな話ですよ。

いつもの通りに、人里離れた森に、若いカップルがキャンプ(バカンス?)にやって来る。男の方は、今回の旅行を利用して女の方にプロポーズをしようと張り切っている。
(※死亡フラグです。ありがとうございます!)

やってきた森には、なんだか不気味な雰囲気で……と言いますか、生物の気配が少ない。
そんでもって、観られているような気配と(あくまでも気配を感じるだけで、映像的には自然を映しているだけです)、耳鳴り、鼻血に悩まされる。

ロマンチックな雰囲気に持って行こうとするも、なんだか不気味だし、そもそも彼女は仕事を抱え込んでいて、あんまり旅行に集中していない。
むくれる男に、それに反応して怒る女。気まずい雰囲気になってしまい、さらには、借りていたロッジに何者かが侵入し、荷物を荒らす。
(※案の定、帰ってきたら部屋の中がくしゃくしゃになっているだけで、画面に怪物や宇宙人は映らない)

気味が悪い。スマホは通じない。
「朝になったら帰ろう」となる。
※死亡フラグです

夜中に女の方が、下半身血まみれになる。血だらけなんだけど、どこから出血しているのかは、イマイチ分からん。それでも血だらけだ。夜中に彼女が血まみれになっていたら怖いだろ?…、というのは分かるが、ホラー映画としてはさっぱり怖くないヴィジュアルが続く。

で、夜中だけど、帰ろうとしたら、お約束通り車が故障。

しょうがないから、男の方が、女の背負って夜の森へ。
(はい、大きな死亡フラグきましたね)

やっぱり強くなる耳鳴り。とりあえず、その辺の木の枝を尖らせて槍を作る。
男、何かに襲われた!……というよりも、勝手にパニックになり、滑って転んで大きな石に頭がヒット!

お と こ 死 亡 !

朝になって女、起きる。男死んでるのに気づいて、号泣

ロッジまで戻って、車を押したりしていたらエンジンかかったんで、そのまんま脱出。

終。

( ゚д゚)

エンジンかかるの!?

えっ!それで終わり?

オチは特にないっすね。

観ていてひたすら眠くなる。睡眠導入剤の代わりになりそうな作品。

パッケージ裏のあらすじでは、いかにもモンスターとか、宇宙人とか出てきそうな雰囲気ですが、いっさい画面に出てきません。一応、所々に思わせぶりな台詞やカットはあるが、全く回収されない。

「森に来たカップルが、調子悪くなって喧嘩して、夜中に森の中をさまよっていたら、男が滑って転んで、頭を石にぶつけて死ぬ」映画です。

もしかしたら、文学的なテーマが隠されているのかもしれませんが、管理人は見つける気力がないです。誰か何か見出したらコメント下さい。

個人的には、鑑賞はお勧めしません

う~ん…、自分が理解できなかったからって、作品をボロクソにいうのは、よくないってのは分かってるんだが、この映画は本当に分からん。

なんだか、いろんな賞をとっているんらしいが、なにかの間違いなんじゃね?

それこそ「宇宙人の仕業=侵略」みたいな裏が……。

総評・感想まとめ

総評:★★ 2/10
【よかったところ】
ない。眠くなるんで疲れているときに効きそう。
↑といいたいところだが、音楽はそれなりに良かった気がする(※気がするだけ)
・70分台とコンパクトなところ。

●【悪かったところ】
・基本的に変わり映えのない映像が続く。
・モンスターも超常現象も起こりません。
・オチも何もないです。

●雑多な感想
・場面によっては景色が綺麗に撮れていた。
・メリハリのない冗長なシーンが多い。
”奴ら”は最後まで出てきません

 

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